Guitarist Yosuke's Post #1

 

Yosuke meets BANG&OLUFSEN 

物事にはタイミングというものがある。
出会うタイミング、好きになるタイミング、結婚のタイミングetc...
仕事においてもこのタイミングは訪れる。

私がBANG&OLUFSEN(以下B&O)に出会ったのは約2年前の事。

そのきっかけが訪れるまで、恥ずかしながらB&Oというブランド、言葉自体、微塵も聞いたことがなかった。B&Oと聞いて、「それ車?」と答えたほどだ。そもそもオーディオに全く興味がなかったのである。

そんな私が何故、今現在B&Oの大ファンになって元気いっぱい働いているのかという点についてを先ず話してみようと思う。

これには私にとっての「3つの衝撃」が起因する。

【第1の衝撃:とにかく気持ちいい音】

先ず、最初に「BeoplayA1(Beosound A1 2nd)」の音を聞いて素直に驚いた。音がいいブランドはお金を出せば結構ある。もちろんB&Oも素晴らしいが、結論から言うとB&Oの音は「とにかく気持ちいい」音がしたのである。
但し、これはあくまで「私個人にとって」である。
人によって音の聞こえ方や気持ち良いと感じる音には差がある為、絶対的にB&Oが最強だと言い切るつもりはない。店頭においてもお客様とお話をしているうえで、もちろん大好きなB&Oの魅力を暑苦しいくらい話し過ぎてしまいながらも、最終的に他社ブランドを進めることは私にとってはそう珍しいことではないのだ。
B&Oの音に関しての魅力をここで話すとかなり長くなるので、この点に関してはまた別の機会にお話ししたいと思う。

【第2の衝撃:コラボレーションの対象】

 私が知った当時、イヤフォン、ヘッドフォンのポーチの説明書きに「RAF SIMONS」という名前を見つけた。(イヤフォンポーチのみ2021/01/22現在も在庫有)ハイファッションに携わったことのある人なら誰もが聞いたことのある「超」が付くビッグネームだ。正確にはポーチのデザインではなく、ポーチに使用しているテキスタイルデザインにRAF SIMONSが携わっているのだが、それでもこれは大事件である。B&O初心者の当時の私からすると
RAF SIMONSが関わってるってことはもしかして超すごいブランドなんじゃね!?」
というのが、B&Oのデザインにおける最初の衝撃であった。デザインについてもまた別の機会にお話しさせて頂くことにしよう。

【第3の衝撃:最新のデジタル技術を駆使した製品】

正直な話、これは全くもってBANG&OLUFSEN特有のものではないが、私にとってはデジタル技術の入り口だったのでこれも書いておく。

私は前々職で約7年ほど築地市場で鮪の卸売業に携わっていたのだが、その店は超アナログな店舗だった。赤鉛筆を使い、売り上げは出納帖に手書きで記載。場内の配送は手押しの小車だ。他店では電卓ではなくそろばんで計算している店もあったほどだ。そんなアナログな環境で過ごしていた私には、無線で音楽が流せる「Bluetooth」「Airplay」は画期的かつ衝撃的なのであった。もちろん2年前にはどちらも世に普及はしていたが、電化製品に全く興味のなかった私からすると2年前の初Bluetoothが「脱・アナログ記念日」になったのだ。

以上が、私がB&Oに興味を持った最初の理由である。

ここからB&Oに勤め始めるまでの過程は非常にシンプルだ。
・カッコいい製品に囲まれて、気持ち良すぎる音の中で仕事ができる。
・「デジタルの分野はよくわからんが、まぁこの機会に時代に追いついてみよう」という好奇心。
・ちょっと変わった方が多い気もするが、それは人に言えたものではないし、でも悪い人はいなさそうだし人間関係もここなら問題なく過ごせそうだ。
で、気づいたら店頭に立っていた、という訳だ。

これも所謂「タイミング」である。
願ってもない非常にありがたい環境でお仕事を続けさせて頂けていることに感謝しかない。

次回は「B&O坂本=ギタリスト坂本」である観点から、
「音」についてを暑苦しく難しくならない程度に語ってみたいと思う。

***********************************************
text by Yosuke
You can meet him at our Isetan Shinjuku store

コメントを残す

すべてのコメントは、発行前にモデレートされます。