Guitarist Yosuke's Post #3

モード界の帝王「Karl Lagerfeld(カール・ラガーフェルド)」。
皆さんはこの人物をご存じだろうか?

坂本の「死ぬまでに会ってみたい人ベスト3」にも入っていたファッション界の伝説的な巨匠である。

著作権の関係で写真を掲載できないことが悔やまれるが白髪のポニーテールに襟高のシャツ、Dior hommeのスーツ、グローブ、クロムハーツというスタイルのイケイケなカッコ良すぎる男性だ。

残念ながら20192月に他界してしまい、当時、仕事帰りに電車の中でその速報を見ながら涙したのも記憶に新しい。

そんな彼への敬愛も込めて、坂本は爺さんになったら、彼のように白髪のポニーテールにして、Tシャツ+ジーパン姿(しかし程よくファッショナブルであることは大前提)で海辺でギターをかき鳴らし、近所の少年少女たちから「ギターじじい」と呼ばれるのが一つの夢である。

兎にも角にも、坂本は元々ファッションには深く携わっており、一時期は自身でデザイン~制作まで行うことを生業にもしていたほど、ファッションをこよなく愛する人間なのである。

そんな坂本がB&Oと出会った際、大きく惹かれるきっかけの一つとなったのが第1回の投稿でも少し記載した「RAF SIMONS」の名前を発見してしまったことに起因する。

RAF SIMONS」といえば今期、PRADAのクリエイティブディレクターへの加入が発表されミウッチャ・プラダとの共同デザインによるコレクションを発表したことでも非常に大きな話題となった人物だ。

ちなみに当時B&ORAF SIMONSとのコラボだと思っていた製品は正確にはB&ORAF SIMONSとのコラボレーションではなく、RAF SIMONSとデンマークの高級生地メーカーKvadratとのコラボレーションによって生まれた「Ria」と呼ばれる素材を使用した製品(ポーチ)であった。

独特な素材感による立体的なドット柄が何とも言えなく魅力的だ。

ここから坂本のBANG&OLUFSENのプロダクトデザインへの関心が深まっていった。

「なんだこのギラギラピカピカしたハイテクCDプレイヤーは!ちょっとカッコ良すぎるんじゃないのか!?」

「いやしかし金額も程よくぶっ飛んでいるな、何がそんなに高いんだ?」

関心は深まるばかりであった。

BANG&OLUFSENの歴史や、デザイン含め製品に対するあまりにも強すぎるくらいのこだわりを知っていくことで気づけば坂本はすっかりBANG&OLUFSENの虜になっていた。

この言い方は失礼かもしれないが、オーディオなのにあまりにもお洒落すぎるのだ。

まんまとしてやられてしまった気分である。

しかしそれほどBANG&OLUFSENというブランドは興味深い。

ギタリストという仕事をしてはいるものの非常に残念なことに坂本は楽器やオーディオに関する知識が非常に浅く、自分が使っている楽器の木材も知らないような人間なのだが(※楽器を選ぶ際は見た目がカッコよくて、あとは音がかなり良くて弾きにくくなければOK)これを機に興味の幅を大きく広げてもらったこのブランドにはこれまた深く感謝している。

もちろんまだまだまだまだまだまだ勉強中の身ではあるので何か間違ったことを偉そうに語っている坂本を見かけた場合はどうか優しく温かく諭して頂けるとありがたい。

知るという事はとても面白い。

学生時代、この「知る」という点についての概念を覆された経験がある。

次回はこの点について記述したい。

***********************************************
text by Yosuke
You can meet him at our Isetan Shinjuku store

コメントを残す

すべてのコメントは、発行前にモデレートされます。